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成績を上げたり、受験に打ち勝つためには、学校での勉強だけでなく家での勉強をいかに充実させるかがカギとなります。
一方で、自宅学習が重要とはわかっていても、家では怠けてしまい、思うように勉強がはかどらない人が多いのも事実です。
今回はそもそもなぜ家では勉強がはかどらないのか、その原因を以下に挙げていきます。
また、それを踏まえたうえで、家で勉強できない場合の対処法についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。
家で勉強できない理由
なぜ、家では勉強がはかどらないのでしょうか?
理由としては、勉強する場所は学校で、家はリラックスする場所として過ごすことが習慣になっていることが挙げられます。
学校で勉強に集中しやすい理由は、周りの生徒や先生の存在があるからです。周囲が集中している環境に身を置くと自分も合わせて勉強し、眠くても睡魔に勝てることもあるでしょう。
しかし、家ではそうはいきません。特に部活で疲れた日は、集中力が続きません。
さらに、ほかの家族の生活音などにも影響され、家で集中力を維持して勉強することが難しいです。
なんとなく机に向かってはみたものの、何から手をつけて良いかわからず、勉強を諦めてしまったことはありませんか?
家で勉強できない理由として、大きくわけて以下の3つがあります。
- 集中力が続かない
- 自分一人では勉強できない
- 勉強できる環境ではない
自分にも当てはまるものがないか確認してみましょう。
1.集中力が続かない
家にはさまざまな誘惑があります。
- 漫画
- ゲーム
- スマホ
- 睡魔
上記は集中力の妨げになり、中でもメッセージ交換やゲームができるスマホは、勉強の大敵です。
勉強しようと思ったときにふとスマホ目に入り、「手に取ると操作をやめられず結局勉強できなかった」「勉強の合間にスマホを見てしまい、気付くとかなり時間が経っていた」などは誰にでも経験があると思います。
スマホ、漫画、ゲームなどの誘惑だけではなく、睡魔にも注意が必要です。家では緊張感が続かず眠くなりがちです。
机に向かって勉強を始めたものの結局集中できず、そのままベッドに倒れ込み朝を迎えてしまったことはありませんか?
家で集中して勉強するためにはさまざまな誘惑を断ち切り、睡魔に打ち勝つ必要があります。
2.自分一人では勉強できない
親や先生は「勉強しなさい」と言うけれど、
- 何から勉強すれば良いかわからない
- 自分が理解できていない箇所がわかっていない
ということがあります。あるいは、理解できていない箇所が多すぎて、どこから手をつけて勉強するのかわからない場合もあります。
勉強の取り掛かりでつまづいてやる気を無くしてしまうのは非常に残念ですし、だらだらと勉強するのも時間の無駄になります。苦手分野を自分で把握して、計画的に勉強するためには、友人や塾の先生など他者の介入が必要になってきます。
3.勉強できる環境ではない
勉強机の上は整理されていますか?
漫画やゲームなど勉強に関係ないものが山積みで、勉強スペースが確保できない状態だったり、部屋中が物であふれて物置状態になっていたら要注意です。
勉強に集中できない原因を自分で作り出していないか確認しましょう。
また、他の家族と共同生活をしている以上は生活音は避けられません。勉強中に
- テレビの音
- 掃除機の音
- 話し声・笑い声など
が聞こえると集中力を欠いてしまいます。
一度音が気になりだすと再び集中力を取り戻すのが難しい人もいます。
特に勉強部屋がない人にとって、家で集中して勉強するためには家族の協力が必要になります。
家で勉強できない場合の対処法
家で勉強できない理由が見つかったら解決方法を探りましょう。家で集中して勉強するためには環境づくりが大切です。また、モチベーションを保つ工夫も不可欠です。
まずは自分1人で実行できる勉強しやすい環境作りや、モチベーションを保つための実践法を提案します。自分だけでは解決できないこともあります。
1人では勉強に集中できないと感じたら、友達を頼るのも1つの方法です。家で集中して勉強できない原因が自分だけの問題でなければ、家族と話す機会を持ち、理解を得ることが必要です。
それでも家でうまく勉強できないときは、自宅外での勉強場所を探してみてください。
家で勉強できない場合、すぐに始められる対処法として、以下の4つがあります。
1.勉強の邪魔になるものを片付ける
まず、勉強できる環境を整えます。部屋が散らかっているのであれば、机の上だけでも整理します。
このとき、机の上にあるものを整理することが目的ではないことに注意します。
いらないものは徹底的に排除し、必要最低限のものだけを机の上に置きます。
参考書、問題集、ノート、筆記用具のみにして、それ以外の物は目の届かない場所に移動します。
最も気を付けたいのはスマホの扱いです。例えば、勉強部屋が2階にある場合はスマホは1階に置いてくるか、電源を切りましょう。
あらかじめ勉強する環境を整えておくと、思い立った時にすぐ勉強できます。
勉強しようと思ったが、片付けに夢中になりやる気がそがれてしまったという自分への言い訳もできなくなります。
片付けるのが苦手で、勉強机が物で溢れてしまう人は、部屋の一角に勉強スペースを設けても良いでしょう。「ここに座れば勉強する」という意識づけをすることが最も重要です。
2.継続しやすい学習計画を立てる
学校のような時間割がない自宅では、机に向かうだけで満足して怠けがちです。
緊張感がなく集中力も続かないため、勉強の成果も上がりません。
この場合は勉強の終了時間を最初に決めるとよいでしょう。
勉強終了時間を決めておき、その日の勉強計画を立てます。このとき細かく詰め込みすぎないのがポイントです。
目標が達成できないと勉強自体が嫌になり、逆効果になってしまうからです。
学習計画を立てるときは、期末テストや受験などの大きなゴールを設定し、
- 1ヵ月
- 1週間
- 1日
の順に学習計画や目標を立てます。
1日分の目標まで勉強が終わらなくても時間がきたら終了し、残りの1週間以内でカバーする習慣をつけると気持ちが楽です。
できなかった分は翌日頑張ろうという気持ちになり、モチベーションが維持できます。
3.友達と一緒に勉強する
どこからどのように勉強すればよいかわからない場合は、友達に頼るのも1つの方法です。家で勉強できないと悩むのは自分だけではなく、必ず仲間がいるものです。自分と同じくらいのレベルの目標を持つ仲間を見つけて、勉強のやり方を共有しましょう。
受験などの大きな目標を持っている同級生の仲間たちと、勉強時間のみ共有するのも良いでしょう。
インターネットや無料通話サービスなどを利用して同じ時間に勉強します。勉強を教え合うのではなく、黙々とお互いの勉強を進めるのがポイントです。
ネットなどを通じて仲間が勉強していることがわかれば、焦りを生み、集中力がアップします。
また、緊張感も生まれて勉強に集中せざるを得ない状況に自分を追い込むことができます。
4.勉強する場所を変える
「自分の部屋だと集中できない」「眠くなるなどの理由から勉強できない」のであれば、勉強する場所を変えてみるのもおすすめです。
必ずしも自宅の外へ勉強場所を移す必要はありません。自宅での勉強は移動時間が省けるため、勉強に充てる時間が多くなるメリットがあります。
まずは家族の協力を得てリビング学習を試して下さい。勉強部屋がない人にもおすすめします。
それでも他の家族の生活音が気になるなら、学校や図書館、塾などを利用しましょう。学校や図書館、塾での勉強は、テストを受ける環境と似ています。
他人の存在を気にせず、実力を発揮する良い練習になることは間違いありません。
しかし、勉強は全て自宅の外で済ませて、家では一切勉強しないのは時間を有効に使えていませんので、自宅内外での学習時間のバランスをとりながら勉強を進めることが大切です。
リビング学習について、以下に詳しく説明します。また、図書館や学校、塾などの利用方法についても紹介します。
リビング学習を取り入れる
自分の部屋だと怠けてしまい、思うように勉強がはかどらないことがあります。集中できない理由の1つに、他人の目がないことがあります。
対処法には部屋のドアを開放し、家族の誰かに時々見にきてもらう方法があります。
自分の部屋では勉強に集中できない場合は、リビング学習をおすすめします。部屋の一角に勉強スペースを作り、最低限必要なものだけを置きます。漫画などの気が散るものがないため集中できます。勉強部屋がない人も、ぜひリビング学習を活用してください。
リビングで勉強する場合は、家族の協力が必要です。できるだけテレビの音を小さくして、会話も控え目にしてもらいます。あらかじめ家族会議を開いてお願いしておくと良いですね。
それでも勉強に集中できないときは、ノイズキャンセリングイヤホンを試してみてください。遮音性が高く、長時間装着しても耳が痛くなりにくいAirpods proがおすすめです。
学校をフル活用する
学校は、平日は毎日通う場所ですからフルに活用しましょう。朝早めに登校すれば、静かな環境で集中して勉強できます。
放課後は先生にも余裕があり、勉強の質問に対応してもらいやすいです。
また、学校には仲間がいるので、1人で勉強するのが苦手な人にはもってこいの環境です。
休日も登校が可能な場合は積極的に活用しましょう。
図書館やファミレスを利用する
周りに頑張っている人がいると自分もやる気になります。そのような点では図書館は勉強に最適な場所です。
また、図書館は静かなので集中力も高まります。本番のテストに似た環境で勉強できる点でもおすすめです。
周りの雑音がさほど気にならない人は、飲み物や食べ物をとりながら勉強できるファミレスも、選択肢の1つです。
英単語の暗記や、英語のリスニング練習など、勉強内容によっては屋外の公園で勉強するのも気分転換になります。
塾を利用する
1人ではどうやって勉強を進めれば良いかわからない場合は、塾の活用をおすすめします。
塾には困ったときに手を差し伸べてくれる先生や、自分と同様に目標に向かって頑張っている同級生がいます。
家で勉強できないときは自分の目標に合った塾を選び、有効に活用しましょう。
まとめ
今回は、家で勉強できない理由とその対処法についてご紹介しました。
勉強できない3つの理由として、「さまざまな誘惑があり集中できない」「自分1人ではどうしても勉強できない」「勉強できる環境ではない」ことが挙げられます。
少しでも思い当たるところがある人は、4つの対処法を参考に、できることから少しずつ実践してみてください。
まずは、集中力を高めるため、勉強に関係ない物を片付けたり勉強時間を決めてみるとよいでしょう。
また、友達と一緒に勉強したり、家の中でも勉強する場所を変えるのもおすすめです。
どうしても家で勉強できないときは、学校、図書館、塾などを利用しましょう。
自宅学習とうまく並行していけば、勉強が身につきます。