大手学習塾と個人塾との違いとは?メリット・デメリットを挙げ徹底比較します!

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塾を選ぶ際、個別指導塾か集団指導塾か、補習塾か進学塾かなど、二者択一を迫られる場合があります。

その中でも今回スポットをあてるのは大手学習塾と個人塾です。どちらを選ぶかによって将来が大きく左右される可能性もあります。

メリット・デメリットを挙げながら両者を比較するので、ぜひ今後の塾選びの参考になさってください。

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大手学習塾・個人塾とは

大手学習塾かそれとも個人塾かは、抱えている生徒数、校舎数などで決まります。当然大手学習塾の方が個人塾より規模は大きくなります。以下にそれぞれについて簡単にご説明します。

大手学習塾

大手学習塾は、第一志望に進学することを目標とし、勉強を進める進学塾であることが多いです。全国展開している塾もあれば、一部の地域に集中して展開している塾もあります。

個人塾に比べて、校舎数、生徒数ともにけた違いに多く、中には1校舎数百人規模の塾も少なくありません。

そうなると当然先生の数も多くなります。そして先生の質の偏りを無くすため、校舎間の先生の異動も毎年実施されます。塾長も例外ではなく、毎年とまではいかなくても数年でかわることが多いです。卒塾するまで同じ先生にみてもらうのは難しいかもしれません。

個人塾

大手学習塾が進学塾寄りであるのに対して、個人塾は定期テスト対策や通常授業のフォローを主に行う補習塾寄りだと思ってください。

校舎は1・2校、塾生は多くて数十人程度です。その名の通り自分の出身地で個人の人が開業している塾を指します。アットホームな雰囲気が人気です。兄弟そろって、さらには親子2代にわたって通塾することも珍しくなく、家族ぐるみの付き合いも可能です。

塾長のみか塾長と数人のスタッフで運営していることが多いので、異動はほとんどありません。

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大手学習塾と個人塾の違い

大手学習塾と個人塾の違いを知ることは、どちらの塾を選択するか判断する際の大きなヒントになります。以下にそれぞれのメリット・デメリットを挙げることで、徹底比較します。

大手学習塾のメリット

大手学習塾のメリットは、大きく次の5つです。

・在籍している講師の数が多い
・情報量が多い
・ライバルがたくさんいる
・駅に近いことが多い
・どこの校舎でも同じサービスが受けられる

在籍している講師の数が多い

大手学習塾の中でも集団指導の場合、教科によって先生が違う場合が多いです。そのため、各教科のエキスパートの先生に教えてもらえます。また、異動があるので色んな先生の指導を受けることができます。

個別指導の場合、塾によっては、評判の良い先生や自分の志望校卒業の先生を指名することも可能です。また途中で合わなければ、先生を変更できる制度を設けている塾もあります。卒業生なら、入試の問題傾向を教えてもらうこともできるでしょう。

情報量が多い

校舎が複数あるため、個人塾と比較して情報量は比べものにならないほど多いです。一般的に収集できる入試情報に加えて、生徒の成績と進学先のデータが豊富にあるため「これくらいの成績ならこの学校が狙える」という具体的なアドバイスをすることができます。

また、入試後のアンケートで得た生の声を、授業やカリキュラムに反映させることも可能です。例えば授業でやったのとよく似た問題が出たのであれば、さらにそのパターンの問題の説明に時間をかけるなど工夫ができます。

ライバルがたくさんいる

多い校舎になると、1学年100人以上在籍している場合もあります。その中で同じような成績で、同じ志望校を狙うライバルを見つけることは比較的簡単です。そのライバルたちがどれくらい自習していて、どの程度成績を伸ばしているかを知ることは、モチベーションアップにつながります。切磋琢磨しながらお互い成長することが可能です。

塾によってはレベル別にクラス分けを行うところもあるので、それが目標になるという声もあります。

加えて大手学習塾の場合、校舎がいくつもあり、全ての校舎で同じカリキュラムに沿って授業が行われているので、さらに塾全体で競い合うこともできます。塾内のテストなどで自分の位置を確認し、常にライバルを意識しながら勉強ができるのです。

駅に近いことが多い

安心して長く通塾するには、利便性の良さも大切なポイントとなります。大手学習塾の校舎は、駅から徒歩5分圏内の駅前に位置していることが多いです。自宅近くに塾がなくても、電車を使って通うことができるのは非常に便利です。

また、大手学習塾はほとんどの場合大きな道路に面しています。よって、明かりが十分にあるので、帰り道も安心です。

どこの校舎でも同じサービスが受けられる

大手学習塾の場合、地域ごとに多少やり方に差があっても大きなブレはありません。教育理念に一貫性があります。また、指導時間や進め方も統一されています。よって、担当講師が違っていても、同じ教育理念をもとに同じ指導方針で指導するよう研修を受けているので、どこの校舎にいてもサービスに極端な差が生じることはありません。

大手学習塾のデメリット

大手学習塾のデメリットを3つ挙げてみます。

・融通が利かない
・細やかな指導が行われにくい
・塾代が高い

融通が利かない

規模が大きいだけに、個人個人の悩みに耳を傾けてもらえないのは難点です。例えば、部活動のため毎回10分授業に遅れるので、授業後残って不十分な部分をフォローしてほしいとか、家庭的な事情で精神的に参っているので、個人的に気にかけて欲しいといった細かな事情に対応することができません。困ったことがあっても気軽に相談できない点は、大きなデメリットです。

細やかな指導が行われにくい

各校舎で大きなブレが生じないように、基本的にテンプレ通りにカリキュラムが組まれます。大手学習塾の場合、一人ひとりの得意・不得意や性格にあわせて授業が進行されることはありません。大多数の子が理解していれば、授業は進められます。すなわち、受け身では成果はあまり期待できません。ある程度自主性が求められます。

特に下の方のクラスの子どもは、コースによって教材や指導内容を大きく変えることはできないので、食らいついていく根性がないと授業についていけなくなることもあるでしょう。

塾代が高い

大手学習塾の塾代は、個人塾の倍以上であることが多いです。さらに小学生なら小学6年生に向けて、中学生なら中学3年生に向けて、同じく高校生なら高校3年生に向けて、だんだん塾代が上がっていきます。

学年が上がるにつれて、授業数やテストが増えるからです。加えて、講習などのオプションの受講も勧められます。絶対ではないにしろクラスの皆が受けるのであれば、自分だけ受けないわけにはいきません。これらを合計すると、小学6年生の1年間で100万円以上かかる大手学習塾も少なくありません。

個人塾のメリット

 
個人塾のメリットは、主に次の5つです。

・講師や友達と親しくなれる可能性が高い
・地域情報が豊富
・塾のカリキュラムも柔軟に変えられる
・細やかな指導をしてもらえる
・塾代が安い

講師や友達と親しくなれる可能性が高い

人数が少ないので、講師との関係は近くなります。授業でわからないところをすぐ質問できるのはもちろん、「数学がいまいち伸び悩んでいる」「志望校がなかなか決まらない」などといった勉強に関する悩み、さらには私生活の悩みに至るまで親身になって相談にのってもらえます。

個人塾の場合、講師と同じく他の生徒との距離も近いのが特徴です。仲良くなり、「皆で一緒に頑張ろう」というアットホームな雰囲気が生まれます。

地域情報が豊富

大手学習塾は、大都市圏のデータを豊富に持っています。また、その情報の範囲は広いです。

大手学習塾に対して、個人塾の持つデータは「狭く深い」です。範囲は周辺エリアと狭いですが、その分非常にコアな情報を保有しています。近隣中学校の定期テスト対策、周辺の公立高校入試に関する受験データなら大手学習塾に負けていません。

塾のカリキュラムも柔軟に変えられる

大手学習塾のようにカリキュラムは絶対ではないので、塾生たちの予定に合わせて変えることが可能です。例えば、夏期講習の開始日を近隣小学校の夏休みに合わせたり、運動会などの大規模イベントの当日は短縮授業か休校にしたりと、融通が利きます。

また、台風や大雪といった自然災害に関しても、マニュアルではなくその時の状況を見て臨機応変に対応可能です。

もちろん授業中生徒の様子を見て、理解度に応じてカリキュラムを変更することもできます。例えば生徒があまりついてこれていないようなら、進度を遅くして復習により時間を割きます。

個人塾には、生徒と一緒に授業やカリキュラムを作っていくという姿勢が見受けられます。これは大きな利点です。

細やかな指導をしてもらえる

授業の合間の質問対応、補習などといった生徒へのフォローはもちろん、家庭へのフォローも充実しています。塾への送り迎えの際、欠席連絡の際、ちょっとしたタイミングで気軽に勉強や生活面の相談ができるので安心です。近くにすぐ相談できる人がいるというのは、精神的に非常に助かります。

また、振替などの要望も聞いてもらえることが多いです。別枠で補習してもらえることもあります。細かいことを言えば、月謝の支払いを振り込みではなく手渡しにさせてほしいといった希望も対応可能です。

塾代が安い

塾代は毎月家計を脅かす大きな出費となるので、塾代がいくらかかるのかは重要ポイントの1つです。

個人塾の場合、講師が塾長1人だったり、多くても2〜3人のスタッフで運営していることがほとんどなので、人件費がそれほどかかりません。その他の費用もできるだけ削減し、ご家庭の力になりたいと熱い思いを持って経営している方が多いです。

大手学習塾と比べると、半額以下の場合もあります。これだけ安いと、受験が絡んでくる学年からでなくとも通わせることが可能です。

個人塾のデメリット

個人塾のデメリットとして、次の5つが考えられます。

・独自性の強さが合わない場合がある
・地域外の情報量が少ない
・コース・カリキュラムの選択肢が少ない
・環境が整備されていないケースがある
・駅から遠いことがある

独自性の強さが合わない場合がある

個人塾は塾長がメインになって経営しているので、指導の仕方はもちろん校舎の雰囲気など全てに塾長の個性が反映されます。よって、塾長と合わない場合、他の先生にかえてもらうことはできないため続けていくことが難しくなる可能性があります。

そうならないために、必ず入塾前に直接校舎に出向き、塾長に会って話を聞くようにしましょう。その際、教育理念などが確認できるといいですね。また、無料体験授業が受けられるならぜひ活用し、十分納得してから決めるようにしてください。

地域外の情報量が少ない

もちろん個人で調べるよりは多くの情報を入手することができますが、大手学習塾に比べると圧倒的に地域外の情報量は少ないです。

塾生の数が少ないので、合格実績と成績を照らし合わせアドバイスできるだけのデータがありません。合格した生徒からの声も限られています。

また、量だけでなく、精度、スピードの点においても劣ります。大手学習塾のように、データを分析する専門スタッフがいないからです。

コース・カリキュラムの選択肢が少ない

個人塾の場合、同学年なら皆同じ教室で指導を行う可能性が高いです。レベルごと学校ごとでクラス分けがされることはあまりなく、コース・カリキュラムの選択肢が少ないのは大きなデメリットです。場合によっては、少人数の場合、学年をまたいで授業が実施されることもあります。

環境が整備されていないケースがある

大手学習塾には参考書や進路資料が豊富に用意されています。また、自習室も備えられていて快適に自分の勉強を進めることが可能です。

それに対して個人塾には、参考書などが十分準備されていないケースがあります。また、塾によりますが、個人塾の中には「自習室」という名の特別な部屋はないことが多いです。生徒は普段使っている教室のあきスペースを使って自習したりします。勉強する環境が整っているとは決して言い切れません。

駅から遠いことがある

個人塾は駅から離れた住宅街に建てられていることが多いです。よって、遠方から電車を使って通うことは難しく、不便に感じることもあるでしょう。

ただ、車通りが少ないことから車での送迎がしやすいというメリットもあります。

反面、車が少ないということは夜道が暗いということなので、帰りに徒歩か自転車で帰るのは危険が伴います。

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まとめ

今回は、大手学習塾と個人塾のメリット・デメリットを徹底比較しました。メリット・デメリットから両者の違いを知ることは、塾を選択する際にとても重要なことです。この記事を参考に、お子さんにピッタリ合うタイプを選択してください。

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