スタディングの司法試験・予備試験講座の特徴は?評判や口コミを紹介!

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「どこの会社の通信講座がおすすめなのか、情報がほしい!」
「格安な講座はあるが、講座や教材の質が心配!」

日本で最難関の資格試験の「司法試験」を目指したことで、こうした疑問や悩みを抱えている人は、意外と多いのではないでしょうか。

ここでは、圧倒的低受講料とスキマ時間の活用で専門家からも評価されている「スタディング司法試験・予備試験講座」に関して解説します。

あなたの講座選びや疑問・悩みの解決のお役に立てるよう、他社の講座との比較なども解説していますので、最後までお目通し願えれば幸いです。

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目次

スタディング司法試験・予備試験講座を構成する基本構造

スタディング司法試験・予備試験講座は、受験勉強に十分な時間を充てにくい人を受講者のメインの対象にしている講座です。

この講座は、スキマ時間を上手に使いながら、短期間で司法試験・予備試験の合格を目指せるよう、4つの基本構造で構成されています。

ここでは、次の「4つの基本構造」から解説しましょう。

  • コース・価格
  • カリキュラム・教材
  • 学習システム
  • サポート体制

コース・価格

司法試験の予備試験とは、司法試験を受験するにあたって「法科大学院修了程度の知識・能力があるかを判定する試験」です。

この予備試験に合格すると、法科大学院を修了していない人も司法試験の受験資格を得られます。

したがって予備試験は、法科大学院に通っていない人や仕事をしながら司法試験の合格を目指すには、最初の関門と言えるでしょう。

スタディングの司法試験・予備試験講座の主要コース(2024年試験対応)と価格(通常価格)は、次表のとおりです。

コース名 価格(税込)
予備試験合格コース(基礎) 89,100円
オールインワン・予備試験合格コース(総合)+Q&Aチケット10枚 138,000円
法科大学院生向け・司法試験合格コース(総合)+Q&Aチケット10枚 129,900円

予備試験から司法試験合格を目指す人には、予備試験合格コース(総合)がおすすめです。

上表の主要コース以外に、次の2024年試験対応版・合格コースも開講されています。

コース名 価格(税込)
【更新版】予備試験合格コース(基礎) 39,800円
【更新版]予備試験合格コース(総合) 59,800円
【更新版】司法試験合格コース(総合) 54,800円
【更新版】書ける!判例論証講座 38,000円

カリキュラム・教材

スタディング司法試験・予備試験講座は時間がない人でも学習でき、短期合格者の勉強法の徹底的な研究にもとづいて開発されたオンライン講座です。

忙しい人が毎日の生活の中で、スキマ時間を使うことでムリなく勉強できる教材・カリキュラムが準備されています。

短期合格ができる実力をつけられるカリキュラムの流れは、次のとおりです。

STEP.1
ビデオによる基本講座の学習
STEP.2
学んだ内容を練習問題(スマート問題集)ですぐに確認
STEP.3
さらに重要論点をセレクトした過去問(セレクト過去問集)で定着

スタディングから提供されるカリキュラムや教材を使用すれば、机に向かわなくても司法試験・予備試験の勉強ができます。

スタディングは、机に向かわないでスキマ時間での通信講座の学習を推奨してきました。

公式サイトに電車通勤・長時間通勤・自動車通勤などの具体的な学習法を解説しているほどです。

スタディングの司法試験・予備試験講座で使用される教材は、スマホでスキマ時間に学習することを前提に作成して提供されています。

具体的に提供される基本講座での教材やテキストは、次のとおりです。

  • WEB講義:ビデオ/音声講座(標準版・1.5倍速版・2倍速版)
  • テキスト:ビデオの内容をベースに試験対策情報を加えたオンライン版テキスト
  • スマート問題集:基本講座で学んだ内容を確実に覚えるためのオンライン問題集
  • セレクト過去問集:近時の短答式重要過去問を厳選したオンライン問題集

学習システム

スタディング司法試験・予備試験講座は、原則としてスマホを利用した画期的な学習システムで構築されています。

これまでの受験者が学習をする上で苦労したことを改善することで、だれでもが学習しやすい学習システムを搭載しているのです。

スタディングの講座が優れているのは、スマホで講義を聞くだけでなく次のような便利な機能が利用できることと言えます。

機能名 動作内容
AI実力スコア 学習履歴や試験成績データから、現在の個人能力値をAIが算出
科目や単元別の実力を、リアルタイムで確認できる
AI問題復習 解いた問題の正答率にあわせて、AIが次回の復習日時を設定
間違えた箇所を自動表示してくれるので、無駄のない学習が可能
AI検索機能 キーワードを入力すると、学習コンテンツ内から該当ページを表示
検索ワードの関連性や受講生の評価から、重要度の高い順に上位表示
学習フロー ガイドに従うだけで、効率的な学習ができる機能
何から手を付けていいかわからない状況を回避できる
学習レポート 学習時間と進捗状況をグラフで視覚化
学習を習慣化させ、停滞期を意識できる
スタディング
アプリ
事前にダウンロードしておけば、オフラインで映像講義が再生できる
コースや科目で整理できるので、視聴したい講義がすぐ見つかる
スマート問題集 覚えた知識をアウトプットするのに役立つデジタル問題集
間違えた問題だけを反復勉強できる機能で、苦手分野を克服できる
勉強仲間機能 モチベーションを保つため、受講生同士でメールや「いいねボタン」のやり取りができる
暗記ツール機能 テキストの重要単語に赤線が引かれ、穴埋め問題のように勉強できる
マーカーに下敷きをかざす従来のスタイルをデジタルで体験できる

これらの機能は、手元のスマホを使って、スキマ時間に手軽に使えます。

サポート体制

スタディング司法試験・予備試験講座には、次の2つの「サポート体制」が備わっています。

1つは、チケット制の「学習Q&Aサービス」です。

このサービスでは、スタディングでの学習内容でわからない点やさらに知りたい点があった場合に、講師からの回答で理解を深めることができます。

学習Q&Aサービスのご利用には、1回の質問につき1枚チケットが必要です。

このサービスを使うと、講師からの回答が得られるだけではなく、次のようなことができます。

  • 他の受講者の質問や回答を見て、学習の参考にできる。
  • わからない点を自分で調べる必要がないので、スムーズに学習できる。

もう1つは、「司法試験・予備試験講座の無料セミナー・無料講座のお試し」ができることです。

  • オンラインセミナーの視聴:短期間で合格するポイントなど
  • ダウンロード冊子の提供:冊子「短期合格者の勝ちパターン」
  • 「スタディング 司法試験・予備試験講座」の初回講座を無料受講

なお、これら以外にもスマホの「勉強仲間機能・学習レポート・AI問題集・マイノート機能・学習フローの管理」などの機能もサポート体制と言えるでしょう。

スタディング司法試験・予備試験講座の特徴

スタディング司法試験・予備試験講座の特徴は、次のとおりです。

POINT
  1. 受講料が圧倒的に低価格の司法試験・予備試験講座
  2. スマホによるスキマ時間の勉強でも合格を目指せる
  3. 理解しやすさを追求したスライドがベースのオンライン講義
  4. スキマ時間を有効活用しやすいカリキュラム
  5. 受講生の大半が社会人の通信講座
  6. 初学者でも理解しやすい教材で試験対策
  7. 初学者でもわかりやすい図解講義
  8. 学習効率抜群のWeb講義
  9. 論文についても「書き方」から指導を受けられる

スタディング司法試験・予備試験講座の大きな特長でもある1.から3.について以下に解説します。

受講料が圧倒的に低価格の司法試験・予備試験講座

スタディング司法試験・予備試験講座の最大の特長は、受講料が超低価格であることです。

このことは、下の「司法試験・予備試験講座の授業料比較表」を見れば明らかでしょう。

会社名 価格(税込)
スタディング 138,000円
アガルート 768,460円
資格スクエア 759,000円
Wセミナー 549,000円
LEC東京リーガルマインド 1,022,870円
伊藤塾 1,148,000円

この表は、後ほど「おすすめの司法試験・予備試験講座6選」の記事で紹介するために、独自に調査した情報にもとづいて作成したものです。

司法試験・予備試験の対策講座の授業料は、一般的には50万円〜110万円ほどですから、スタディングの14万円を切る受講料は驚きの安さと言えるでしょう。

この価格ですから、スタディングだけでは物足りないところがある場合は、他社や法科大学院の授業などと上手に組み合わせての勉強法も考えられます。

そうした出費があっても、スタディング司法試験・予備試験講座を選択すれば、支出を抑えて司法試験合格を目指すことが可能です。

スマホによるスキマ時間の勉強でも合格を目指せる

スタディングでは、机に向かって勉強する必要はありません。

スタディング司法試験・予備試験講座の特徴の1つは、スマホ1つで講義のインプットから演習までフル活用できることです。

スタディングにおいては、だれでもが継続して学習しやすいよう、スマホを利用した画期的な学習システムが構築されています。

スマホは講義が聞けるだけでなく、10を超える利用価値のある機能の利用が可能です。

そのことで、勉強に十分な時間を充てられない人でも、スキマ時間にスマホを利用することで、司法試験合格に向けた学習ができます。

たとえば「電車通勤でのスキマ時間を使った学習法」として、公式サイトに紹介されているのは、次のような内容です。

  • スマホでビデオ講座を視聴してインプット学習
  • その後、スマホを使ってスマート問題集、セレクト過去問集でアウトプット練習

なお、スタディングでは「論文対策講座」も完備されているので、論文式試験対策もスマホで指導を受けられます。

理解しやすさを追求したスライドがベースのオンライン講義

スタディングの講義は当初から通勤電車の中などにおいてスマホで視聴されることを前提に設計されています。

そのため、従来採用されることが多かった「教室での講義風景を配信するだけ」のオンライン授業とは異なる講義です。

スタディングの講座は、スマホで学習した場合に最も理解が進むよう、独自に開発された「授業専用スライド」を用いた講義が行われます。

このスライドには、司法試験に必要な情報だけが盛り込まれており、余分な情報は一切ありません。

したがって、テキストや講師が映っているオンライン講座よりも、学びやすくスムーズに必要な情報だけを吸収できます。

スライドは講師の話しの内容に合わせて自動で入れ替わるので、ページをめくる手間はありません。

また、スライドは静止画面ではなく動きがついているので、複雑で難解な法律であっても学習しやすいのです。

スタディング司法試験・予備試験講座のメリット・デメリット

スタディング司法試験・予備試験講座は、受講料の安さや短期間で効果をあげるテキストや教材が高い評価を得ています。

とは言え、この講座には、メリットだけがあるのではありません。

ここでは、スタディング司法試験・予備試験講座のメリットとデメリットを、3つずつ取り上げて解説します。

メリット
  • 他社の司法試験・予備試験講座に比べ受講料が圧倒的に安い
  • 受験勉強に十分な時間を割けない人向けに最適化されている
  • 最小限の学習量で合格を目指せる
デメリット
  • 論文対策講座はあるが添削サポートがない
  • スタディング司法試験・予備試験講座には一般教養科目対策がない
  • 紙教材がないのでデジタル教材しか使えない

他社の司法試験・予備試験講座に比べ受講料が圧倒的に安い

スタディング司法試験・予備試験講座の大きなメリットは、講座の価格が安いということでしょう。

前出の「司法試験・予備試験講座6選」の記事でも明らかな通り、100万円を超える講座があるなかで、スタディングの受講料はわずか14万円弱です。

しかも、スタディングの講座は、他社の司法試験・予備試験講座に比較して、講座内容や材・テキストの質において極端に劣っている訳ではありません。

価格が安いので充実した指導は期待できないと感じる人もいますが、スタディング司法試験・予備試験講座は専門家からもクオリティが高いと評価されています。

司法試験の対策にはある程度の費用がかかりますが、特に司法試験を目指す学生や金銭面で余裕のない人にとっては、見落とせない講座と言えるでしょう。

資料を取り寄せて、ジックリと検討してみることをおすすめします。

受験勉強に十分な時間を割けない人向けに最適化されている

2つ目のメリットは、スタディング司法試験・予備試験講座が、受験勉強に十分な時間を割けない人向けに最適化されていることです。

生計を維持するために仕事やパート・アルバイトなどをしながら、スキマ時間での学習をメインにしながら司法試験の勉強をしなければならない人は多いでしょう。

そうした人がスマホを使い、オンライン上で司法試験・予備試験の学習ができるのです。

したがってどこにいても、自宅で机に向かわなくてもスマホ1台でWebテキストを読めます。

さらに、講義動画も見られますし問題演習もできるのです。

つまり、スキマ時間をメインで勉強する状況でも、スタディングの司法試験・予備試験講座ならアプリで受験勉強を完結できます。

なお、スマホは講義が視聴できるだけでなく、10を超える利用価値のある機能の利用が可能です。

最小限の学習量で合格を目指せる

メリットの3つ目は、最小限の学習量で合格を目指せることです。

スタディング司法試験・予備試験講座は、スキマ時間にスマホを利用して短期に司法試験に合格することを目指す講座です。

スタディングは基本的にスマホやPCで完結することを前提としているため、紙教材を配っていません。

配布されるのは、ビデオの内容をベースに、試験対策に役立つ情報を加えたオンライン版テキストです。

ビデオには、満点を取るための網羅的な情報ではなく、合格するための必要最小限度の情報だけが盛り込まれています。

そのことからビデオによる講義時間、つまり学習時間と学習量は、他社よりも短いのが現実です。

「講義は長いほうが良い」「テキストは分厚いほうが良い」と考える人もいますが、必ずしもそうではありません。

講義は長いほど繰り返し視聴するには向きませんし、テキストも分厚いほど繰り返し読みたいとは思わなくなるのが一般的です。

最小限の学習量で合格を目指せるということは、大きなメリットの1つと言えます。

論文対策講座はあるが添削サポートがない

スタディング司法試験・予備試験講座には、オプションで「論文対策講座」が用意されています。

この講座は、予備試験の論文式試験に焦点を当てた、実践的な論文対策を行う講座です。

ところが、この論文対策講座には、「添削がない」というデメリットがあります。

講座を受講して問題演習での論文の作成ができても、内容が正しいのかどうかがわからないのです。

模範解答を確認すれば基本のフォーマットを覚えられますが、自分の作成した論文が合格点に達しているかどうかは判断できません。

このデメリットに関しての対応策は2つあります。

1つは、添削のある他社の「論文基礎力養成カ講座」などに申し込んで学習することです。

もう1つは、スタディングの予備試験合格コース(総合)に付いている学習Q&Aサービスのチケットを利用することです。

学習Q&Aサービスでは、オンライン上で学習内容について質問ができます。

それを利用して、添削はムリであっても、合格点に達しているか・達していなければ何が不十分か、といった質問をするのです。

スタディング司法試験・予備試験講座には一般教養科目対策がない

「一般教養科目」は、8科目を内容とする「短答式試験予備試験」の1つです。

一般教養科目には日本史・世界史・文学などの文系科目だけではなく、物理や数学などの理系科目からも出題されます。

この一般教養科目の対策としての学習が必要かどうかの判断は、会社によって違いがあるようです。

スタディングでは、次のような理由から「多くの時間や労力を割くべきでない」との判断で、一般教養科目対策が行われていないと思われます。

  • 出題範囲が無制限で内容も多岐に渡るので、何をどこまでやればいいのかが不明
  • 短答式試験は法律科目が7科目で配点割合は約8割であり、法律科目を重視すべき

「これでは一般教養科目の対応ができない」と不安に思う人がいるかもしれませんが、あまり心配する必要はありません。

一般教養科目は、約40問から20問を選択して解答する形式で、40問の中には時事問題や常識レベルの問題も含まれています。

高卒や大卒の一般的な人であれば、ネットニュースや新聞などの情報に意識的に接している程度でも、ある程度の対応はできるのです。

とはいえ、一般教養科目もしっかり対策をしたい人には、スタディング以外から提供されている「一般教養科目対策講座」の受講をおすすめします。

紙教材がないのでデジタル教材しか使えない

スタディングの教材はすべてデジタル教材のため、製本された紙製のテキストはありません。

一般的な紙製のテキストでなければ、内容が記憶に定着しない人や情報を書き込みたい人には、デジタルのテキストは不向きです。

スタディングでは、行政書士などの資格講座には紙製のテキストが用意されていますが、司法試験・予備試験講座では用意されていません。

紙製テキストが必要な人は、デジタル教材のPDFをダウンロードして印刷する必要があります。

すべてを印刷するのは時間と手間がかかることから、紙製テキストを求める人にとっては、デジタル教材しか使えないことはデメリットなのです。

なお、スタディングのデジタルテキストに関して、「ダウンロードの手間を上回るメリットがある」との情報もあります。

具体的には、ダウンロードには手間がかかっても、端末を使って書き込みやマーカーを引いたりができるので、使い勝手が良いとの情報です。

おすすめの司法試験・予備試験講座6選を比較

司法試験・予備試験は、日本では最も難易度が高いと言われている資格試験です。

独学での合格は非常に難しいこともあって、受講者の多くが予備校や通信講座などでの学習をしたうえで受験しているといわれています。

ただし、「予備試験」については、「法律関係の学習経験がある・法律関係の仕事に携わっていた」といった人が独学で合格するケースがあるようです。

ここでは、自分に合った講座を選択する際の参考となるよう、おすすめの司法試験・予備試験の商品概要を比較して紹介します。

具体的には、次の「6社の6項目の商品概要」の比較です。

会社名
  • スタディング
  • アガルート
  • 資格スクエア
  • Wセミナー
  • LEC
  • 伊藤塾
比較項目
  • 価格(受講料)
  • 講義時間/学習期間
  • 学習システム
  • サポート体制
  • 合格実績/合格率
  • 合格特典

価格(受講料)

会社名 コース名 価格(税込)
スタディング 予備試験合格コース(総合) 138,000円
アガルート 司法試験・予備試験最短合格カリキュラム 768,460円
資格スクエア 合格フルパッケージ 759,000円
TAC ハイブリッド予備合格スタンダードバック 549,000円
LEC 予備試験1年合格専用コース 1,022,870円
伊藤塾 予備試験1年合格コース・本科生 1,121,900円

各社ともいくつかのコースを開講しており、ここでは、各社において多くの受講者に利用されている一般的なコースと受講料で比較しています。

ここに取り上げた6社で圧倒的な低価格が設定されているのは、スタディング司法試験・予備試験講座です。

受講料の安さの要因は明らかではありませんが、ネット上から得られる情報では、スタディングにだけ欠落しているといったことは見当たりません。

したがって、安さの要因を推測して受講講座の選択肢から除く、といった心配は必要ないでしょう。

講義時間・学習期間

会社名 講義時間 学習期間
スタディング 369時間(ビデオ講義) 公式サイトに記載なし
アガルート 約890時間 公式サイトに記載なし
資格スクエア 850時間 1年~1年半
TAC 約480時間 約1年半
LEC 728時間 1年コースと2年コース
伊藤塾 615時間 1年

ここで比較している「講義時間」は、講義動画や講義ビデオの再生に要する時間と理解してください。

講座選びの際には、1回分の講義動画の長さにも注意が必要です。

講義動画や講義ビデオは、1講義が5分〜15分の比較的コンパクトなものと20分〜40分と長めのものの2種類に大別できます。

働きながら司法試験の合格を目指す人には、スキマ時間でも勉強がしやすいコンパクトな方が適しています。

しかし、まとまった時間が取れる人には、講義時間が長いものでも問題なく学習が可能です。

スタディングのビデオ講座は1講座30分程度・1動画あたり5分〜10分程度なので、細切れの時間でも受講しやすいと言えます。

学習システム

会社名 学習システム
スタディング
  • AI活用で理解度に合わせた復習や現在の実力把握により効率よく学べる
  • 机に向かわなくてもスマホで勉強できる新しい学習スタイルの講座
  • 車や電車通勤などのスキマ時間を使った戦略的な学習スタイルを紹介
  • 事案の分析の仕方、答案作法、答案構成などの論文対策を基礎から学べる
アガルート
  • テキストはフルカラーのデジタルブックなので、持ち歩く必要がない
  • フルデバイスでどこでも学習でき、8段階の好きな速度で聞ける
  • モデル学習スケジュールがあり、それを利用した学習ができる
  • 段積み形式でのカリキュラム設計の論文式試験の勉強をできる
資格
スクエア
  • 何をどう学ぶべきかを、予備試験合格者情報を逆算してカリキュラム化
  • 一つひとつの講義時間が短いので、スキマ時間での聴講にも適している
  • 論文能力をステップ化して定着するので、論文試験突破が見込める
  • 教材がデジタルなのでスキマ時間にいつでも勉強でき、質問もできる
TAC
  • 全員が司法試験合格者の講師や現役弁護士の講義や個別指導を受けられる
  • 講師による多種多様なオンラインセミナーが提供されている
  • 働きながら予備試験を目指す人向けの動画も準備されている
  • 個別相談制度の個別答案指導では、答案の添削ではなく指導を受けられる
LEC
  • 全国の校舎を活用し、『通信サポート校』として通信生をサポート
  • Web講義を受講すると、音声のダウンロードもスマホでの受講も可能
  • インターネット環境があればどこでも、スキマ時間にも学習できる
  • スマホは、PCでの講義と視聴履歴の同期が可能
  • 講義で使用するレジュメや板書は、PDFで確認できる
伊藤塾
  • カリキュラムや指導方法などの根底には「伊藤メソッド」が反映している
  • 視聴環境が整っており、自宅でも通学と同じスケジュールで学習できる
  • 教室で講義を受講する「通学オプション」が準備されている

それぞれの公式ネットには、自社の司法試験・予備試験講座の「学習システム」だけの詳細な記述はほとんど見られません。

講座が推奨する「学習スタイルの特徴」や、それを支える「教材やテキストの特徴」として紹介されることが多いようです。

ここでは、それらの情報をもとに表を作成しました。

いずれの講座にも特色があり、それをセールスポイントに開講されています。

したがって、どの司法試験・予備試験講座がおすすめかといった評価は、一概にはできません。

資料を取り寄せたり問合せをしたりして、どれが自分に適しているかを判断することが必要です。

サポート体制

会社名 サポート体制
スタディング
  • 学習Q&Aサービス
  • 勉強仲間機能
  • 学習レポート
  • AI問題集
  • マイノート機能
  • 学習フローの管理
アガルート
  • 質問制度
  • フォロー制度(Facebook・Googleフォーム)
  • ホームルーム
  • オンライン添削
  • カウンセリングチューター
  • 論文マンスリーゼミ
  • 短答Webテスト
資格
スクエア
  • 講義画面からの質問対応
  • 学習進捗相談
  • 学習進捗メール
  • 学習ログ機能
  • オンライン模試
  • オンライン口述模試
TAC
  • 質問メール制度
  • 個別相談
  • 短答必修アプリ
  • TAC自習室開放
  • 論文添削サポート
  • 問題演習アプリ
  • 個別学習カウンセリング
LEC
  • 質問制度「教えてチューター」
  • 教えてメイト
  • 進捗率
  • 論文添削
  • カレンダー(学習スケジュール管理)
  • カウントダウン
伊藤塾
  • マイページ質問制度
  • カウンセリング制度
  • スケジューリング制度
  • 聴講制度
  • 論文答案添削システム
  • YouTube伊藤塾チャンネル

この表では、各講座の公式サイトで「サポート体制」として紹介されている事項を列挙しています。

サポート体制として、すべての講座で「質問対応」が行われていますが、講座によって回数制限のあるものや有料のものがあるので、事前の確認が必要です。

なお、スタディングの「学習Q&Aサービス」は有料チケット制で運用されており、「予備試験合格コース(総合)」にはこのチケットが10枚付いています。

合格実績・合格率

会社名 合格実績・合格率
スタディング 公表していない
アガルート 2022年司法試験合格者:636人/1,404人 45.3%
資格スクエア 2022年予備試験の最終合格率:22.8%
TAC 公表していない
LEC 1993年~2019年 司法試験合格者数:5,182名
伊藤塾 2022年予備試験合格者:405人/395人 97.5%
2022年司法試験合格者:1,132人/1,403人 80.7%

「合格率」は「受講料」などと同じように、講座選びをする際には知りたい情報ですし比較検討したい情報と言われています。

しかし、理由は分かりませんが、スタディングとTACが合格実績や合格率を公表していません。

合格率の高さを講座の質の高さを示すものと受けとめる人は多いようですが、それは正しい受け止め方とは言うべきではないでしょう。

それは、「異なる人たちが、異なる講座を受講」によって作りだされる率なのですから、それで講座内容は比較できません。

講座選びの際は、合格率の高さより、自分にとってシッカリと学習できる講座かどうかを検討することが大切です。

合格特典

会社名 合格特典
スタディング 合格お祝い金制度:最大20,000円進呈
アガルート 予備試験合格特典:20万円分相当の司法試験講座プレゼント
合格者返金制度:司法試験最終合格者のみが対象
資格スクエア 他校割引:2万円引き
他資格割引:1万円引き
TAC 予備試験短答合格者割引:通常受講料から30%OFF
LEC 割引制度:社会人割引15%・高校生割引20%・再受講割引40%など
伊藤塾 司法試験合格者への返金制度

この一覧表の中には、「合格特典」だけではなく「割引制度」も紹介しています。

合格特典として大きいのは、アガルートと伊藤塾の「返金制度」でしょう。

合格者には、一定の条件は設定されていますが、受講料を返金する制度です。

合格すれば、目指す資格を取得できるうえに受講料を返済してもらえるのですから、学習期間中にモチベーションを維持するうえで効果的と言えます。

オーソドックスな合格特典があるのは、スタディングです。

受講料が安いにもかかわらず、最大で20,000円の進合格お祝い金を受け取れます。

スタディング司法試験・予備試験講座の評判・口コミ

ここでは、スタディング司法試験・予備試験講座の評判・口コミを取り上げて紹介します。

取り上げている評判や口コミは、スタディング司法試験・予備試験講座の「合格者の声」のサイトや「Twitter」などから引用したものです。

仕事・育児と並行して試験勉強に取り組みました。

特に育児では想定外のことが起こりがちであったため、少しでもいいから「できるときにできるだけ」学習しようと意識し、可能な限り学習を継続できるように心掛けました。

このような状況下で、短時間で区切られているスタディングの講座はとても活用がしやすかったです。

学習フローに沿って学習すれば、どの順番で学習していけば良いのかがわかりますし、講義の内容を実際の過去問で復習・確認することにもなって良かったです。

引用:司法試験・予備試験講座 合格者の声 – 司法試験 予備試験対策のスマホ通信講座

受験勉強では、特に過去問演習を早期に行うことを意識し、間違った問題は何度も繰り返し解くことで知識を定着させていきました。

特にスタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。

引用:司法試験・予備試験講座 合格者の声 – 司法試験 予備試験対策のスマホ通信講座

また、スタディングの司法試験・予備試験関係の講座は全て受講しました。

最後の1年間は「判例論証講座」をひたすら回していました。

同講座は、その名の通り(判例の一般的な説明の後)判例を論証の流れで解説するという実践的な内容で、本試験における判例重視の傾向に合っているんだと思います。

なお、解説に若干端折り気味の部分がありますが、合格のために必要最小限度の知識を満足させるというスタディングのコンセプトからすると、おそらく合格のために必ずしも必要ではない部分なのだと理解し、必要に応じて自分で補充するようにしていました。

引用:司法試験・予備試験講座 合格者の声 – 司法試験 予備試験対策のスマホ通信講座

スタディングでも「論文対策講座」で初学者の方向けに「答案の基礎的な書き方」や「法律論の組み上げ方の基礎」を教えてはくれますが、正直に申し上げれば、合格に必要な演習量としては不十分だと思います。

引用:司法試験・予備試験講座 合格者の声 – 司法試験 予備試験対策のスマホ通信講座

スタディング司法試験・予備試験講座がおすすめな人

ここでは、スタディング司法試験・予備試験講座がどのような人におすすめかを解説します。

一般的には、おすすめなのは次のような人と言えるでしょう。

  • なるべく費用を抑えたい人
  • 仕事や学業と両立して効率的に短期間で合格を目指したい人
  • まずは予備試験への挑戦をスタートしたい人

以下、それぞれについて要約して解説します。

なるべく費用を抑えたい人

スタディング司法試験・予備試験講座は、他社と比較して受講料が圧倒的に安いことから、なるべく費用を抑えて司法試験の合格を目指す人におすすめします。

スタディング司法試験・予備試験講座で、一番利用者の多いコースの受講料は138,000円です。

司法試験・予備試験講座の受講料は、一般的には50万円〜100万円と高額ですから、スタディング司法試験・予備試験講座の受講料は圧倒的に安いと言えます。

学生や経済的に余裕のない人のなかには、費用を少しでも抑えたい人は少なくないでしょう。

学生で50万円を超える費用を払う余裕はない、家庭のことを考えて少しでも経済的負担を減らしたい、といった人の強い味方がスタディングの講座です。

なお、価格が安いことで講座内容や教材,、テキストなどが他社と比較して極端に劣っている、といった心配をする必要はありません。

費用を抑えることを重視して講座を探している人には、スタディング司法試験・予備試験講座がおすすめです。

仕事や学業と両立して効率的に短期間で合格を目指したい人

スタディング司法試験・予備試験講座は、合格に必要な情報だけのインプットとアウトプットができるようシステム化されており、効率的に短期間で合格を目指せます。

この講座の最大の特徴は、まとまった時間を確保できない人が、スキマ時間にスマホを使って勉強しやすいよう設計されていることです。

映像講義は15分程度に区切られており、演習にもスマホから取り組めます。

したがって、学業や仕事で時間が取れない人でも、移動時間や休憩時間を活用してコツコツと勉強を続けられるのです。

また、「モチベーションの低下や学習の計画ミス」といった問題に対しても、独自の学習システムで対策している点も、この講座の特徴と言えます。

スマホの機能にある「学習フロー」や「AI問題復習」を利用すると、最適な順番で自分の苦手分野を重点的に補強できるのです。

さらに「学習進捗状況」もグラフや数値でスマホに可視化されているので、あとどれくらい頑張るべきか意識できますし、モチベーションも維持にも役立ちます。

まずは予備試験への挑戦をスタートしたい人

スタディング司法試験・予備試験講座は、まずは予備試験への挑戦をスタートしたい人に、おすすめします。

「予備試験や司法試験に挑戦してみたい」との気持ちがありながら、次の一歩を踏み出せない人は多いようです。

次の一歩を踏み出せない主な要因は、司法試験に合格するまでに必要な「費用」と「時間」ではないでしょうか。

この2つの問題を同時に解決してくれるのが、スタディング司法試験・予備試験講座と言えます。

すでに前述の記事で紹介したとおり、スタディング司法試験・予備試験講座は、わずか138,000円でまとまった時間を確保できない人向けの講座なのです。

予備試験への挑戦をスタートしたい人は、安心して予備試験への挑戦をスタートしてほしいものです。

また、「勉強を続けられるか心配」といったことで申込みを躊躇している人にも、スタディング司法試験・予備試験講座をおすすめします。

スタディング司法試験・予備試験講座の基礎入門は、初学者でもスムーズに理解できるよう表や図を多く用いて解説してくれるので、安心して受講できます。

また、スタディングの講座内容は、情報を厳選した最小構成の司法試験・予備試験講座です。

スタディング司法試験・予備試験講座がおすすめできない人

スタディング司法試験・予備試験講座がおすすめな人に続き、ここで解説するのは「どのような人がおすすめできない人か」です。

スタディング司法試験・予備試験講座の特徴から考えると、次のような人には、他社の講座を検討するようおすすめします。

  • 添削指導を希望する人
  • 紙媒体のテキストで勉強したい人
  • 学習中に多くの質問をしたい人

以下、ひとつずつ要約して解説します。

添削指導を希望する人

スタディング司法試験・予備試験講座は、論文式試験対策の講義に「添削指導」は含まれていません。

これは、スタディングの論文式試験対策講義では、論文の答案例や書き方のポイントを学習できるのですが、添削指導が含まれていないためです。

したがって、「記述した論文を添削して欲しい」と希望する人には、スタディング司法試験・予備試験講座はおすすめできません。

しかし、スタディング論文式試験対策の講座には「採点ワーク教材」が準備されており、採点者の目を体得して点が取れる論文執筆力を養えます。

具体的には「採点基準シート」をもとに、能動的な自己採点を行い採点者の目を養うことで、「合格答案」・「残念答案」の違いを理解して実践的な解答力を付けるのです。

スタディングの論文式試験対策に不安のある人は、他社の論文式対策講座を単科で購入することをおすすめします。

紙媒体のテキストで勉強したい人

スタディング司法試験・予備試験講座の教材はWEB上に存在するので、冊子のテキストや問題集で勉強したい人にはおすすめしません。

この講座での学習はすべてスマホで完結させるので、テキストや問題集もデジタル版を使用します。

一般的な紙製のテキストを使い、文字を書きながら覚えたい人や本試験にあわせて紙媒体で勉強したい人には、デジタルのテキストは不向きなのです。

スタディングの強みは、スマホが1台あればどこにいても勉強できることですが、紙製テキストに書き込みをしながら記憶したい人は少なくありません。

そうした紙製テキストが必要な人は、手間がかかりますが、デジタル教材のPDFをダウンロードして印刷する必要があります。

ダウンロードすれば、端末を使って書き込みをしたりマーカーを引いたりができるのです。

学習中に多くの質問をしたい人

スタディング司法試験・予備試験講座の受講者が学習中に質問をしたい場合は、「学習Q&Aチケット」で行います。

チケットは1枚2,000円ですから、スタディングの「質問対応」は有料ということです。

ただし、この記事でおすすめしている「予備試験合格コース(総合)」には、学習Q&Aチケットが10枚付いています。

したがって10回までは、あらためて料金を支払わなくても質問対応の利用が可能です。

司法試験・予備試験の学習範囲は広いことから、疑問に思ったことをすべて質問していては、費用がかかってしまいます。

しかし、他社の質問対応は「無料・回数無制限」での運用が一般的ですから、1回2,000の質問対応はスタディングのデメリットと言えるでしょう。

このことから、学習中の疑問は質問によって解決しようと考えている人には、スタディング司法試験・予備試験講座をおすすめできません。

司法試験への挑戦をスタディングの講座でスタートしよう!

スキマ時間を活用して短期合格を目指す、低受講料でも評判の、スタディング司法試験・予備試験講座の解説をしてきました。

満点を目指す学習や関連情報も含め幅広い知識を吸収する学習を考えている人にとっては、スタディング司法試験・予備試験講座は物足りなさを感じるかも知れません。

しかし、圧倒的低価格の受講料の講座での学習でも、わが国で最難関の資格試験の合格を勝ち取ることができるのです。

どこの司法試験・予備試験講座を受講するか検討している人は、ぜひ、スタディングの講座で司法試験への挑戦のスタートを切ることをおすすめします。

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